というのも、今まで乗っていた250ccではそんなにチェーンが伸びなかったのと、6か月で7800km走るほどヘビーに乗っていなかったので伸びていることに全然気づきませんでした。(ノ∀`)アチャー
ふとしたときに、そういえばチェーンの張りはどんなもんかと思って見てみると、なんと25mm以上上下に振れるではないかw 取説をみると25mm以上の場合は乗らないで下さい書いてあります(;・∀・)
早急に調整せねば ということで、今日調整しました。以下手順です。
※走行に直接関係する部分なのでトルクレンチを用意しましょう。
まずは、チェーンのたわみ量の規定値から説明します。ギアをニュートラル、センタースタンドで立てた状態でチェーンの中央部分(TRACERだとサイドスタンドの先端付近ですかね)を上下に15Nの荷重をかけた際の幅がたわみ量です。
個人的に疑問に思ったのはどこを基準にして長さを計れば良いのか、ということだったのですが、調べてみるとどこか一点を決めてそこの移動距離を計れば良いようです。(例:チェーンの上部)
15Nっていうとだいたい1.5kgよりちょっと思いくらいの荷重ということになりますが、思ってるよりも1.5kgって軽いので体重計などで一度どのくらいの強さで押すと1.5kgになるか試してみると良いでしょう。
規定たわみ量:5mm~15mm (25mm以上の場合は走行禁止)
結構ピンピンにはるんですね!
2016.9.24追記
この規定値、実際にはちょっと張り過ぎのようです。もちろんメーカー指定なので普通に乗る分にはこれでも良いのかもしれませんが、それでもYSPに点検に出した際に張り過ぎと言われてしまいました。実際にメカニックの方が調整したたわみ量は15mmを平気で超えていました。また、キャンプツーリング等で積載量が増える場合は規定値にセットすると人が乗っていない状態でもピンピンになってしまい走行時の異音が発生してしまいました。
心配な方はプロにお願いするか、一度張り調整の仕方を聞いてみると良いかもしれません。
まずは車体後部右側のアクスルナットを緩めます。
このナットの径は27mmです。
手持ちの工具の最大が24mmだったので、しかたなくトルクレンチで緩めることにしました。
本来、トルクレンチは締めた後のトルク確認に使うものですので、そういう使い方をすると狂ったりするようです。ちなみに、このナットとても固いので瞬間的に力をかけないと外れませんでした。バイクを倒さないように気をつけましょう。
少し緩めたら後はこの二つある小さい六角(径12mm)のうちの車体前部側(写真の左)を緩めてから車体後部の方を回して調節します。チェーン側の方で丁度良い位置に固定してから反対側を同様の手順で同じ位置に調節するとやりやすいと思います。
目盛りをみながら両側が同じ位置になるように調整したらタイヤをえいっと回してみてスムーズに回るか確認しましょう。(一回転以上すれば正常らしいです)回り方が渋いようだったら調整した際にブレーキを引きずるようになってしまってると思うので車体右側の方のアジャスターを微妙にずらしてみてスムーズに回るところを探すと上手くいくと思います。
車体前部側のロックナットの締付トルクは両方とも16Nmです。(適当でいいんじゃないかな)
最後にアクスルナットを150Nmで締付けて終了です。こちらはトルクレンチでしっかり固定しましょう。本来は普通のレンチで締めてからトルクレンチで確認ですが、今回は工具がないのでトルクレンチで代用します。ちなみに、150Nmは結構力をいれなくてはなりませんのでバイクのどこかをつかみながら回すと良いかもしれません。
以上で終了です。走行距離が多い方は2,3か月に一回くらいはチェーンの張りを確認しましょう!
というか、これからは2,3か月に一回はチェックします( ノД`)
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